2020-06-10

肩関節周囲炎のは何か?症状は?原因は?わかりやすく解説します!

今回は肩関節周囲炎についてお話したいと思います。

動画ではわかりやすく解説していますので是非ご覧ください↓

肩関節周囲炎とは?

肩が痛くなった時に病院に行ったりするとよく「肩関節周囲炎」という診断名を言われると思うのですが、患者さんの肩の痛みの訴えで肩の何の痛みなのか限定されておらず全て肩関節周囲炎という事で診断されます。

なので私の印象からは肩が痛い=肩関節周囲炎というのは少し丁寧さに欠ける診断名だと思います。

丁寧に説明してくれるお医者様はこの筋肉に炎症がありますとか、関節が硬くなってますとか、腕の上腕二頭筋に炎症があるとか、または肩が「脱臼」しちゃってますとか、肩に「石灰」が溜まってしまうなど、細かく丁寧にわかりやすく説明してくれるお医者様が理想的です。

レントゲンでは何も問題ないね〜何の説明もなく肩関節周囲炎だね〜と言われ電気を流して、湿布貰ってという、お医者さんは説明不足かな?と私は思ったりします。

肩関節周囲炎は肩の痛み全般を総称しての疾患名なのです。

この肩関節周囲炎も種類がいくつかありますがその中でも多くの方が悩まされている50歳前後で起きやすい肩の痛みがあります。

それが五十肩(拘縮肩)です。

五十肩とは?

50歳前後になると、関節が硬くなり、関節包という組織が硬くなった状態を一般的に「五十肩」と言います。

他の症状のご紹介

腱板断裂

「腱板断裂」というのは肩のインナーマッスルの腱が切れてしまう事です。

腱板炎

「腱板炎」というのは肩のインナーマッスルに炎症が起きてしまう事です。

凍結肩

「凍結肩」「拘縮肩」というのは関節包が硬くなって手が上がらなくなる事です。

石灰性沈着炎

「石灰性沈着炎」というのは肩の下にカルシウムの結晶ができてしまう事です。その結晶が肩に炎症をもたらし、運動制限が起こってしまう症状です。

上腕二頭筋長頭腱断裂

「上腕二頭筋長頭腱断裂」というのは腕にある力こぶを作る筋肉、上腕二頭筋の腱が切れてしまう事です。

上腕二頭筋長頭腱炎

「上腕二頭筋長頭腱炎」は上腕二頭筋の腱が炎症を起こしてしまう事です。

反復性肩関節脱臼

「反復性肩関節脱臼」これは「脱臼」です。脱臼は前方脱臼が多いのですが、「反復性」というのは繰り返すという意味で脱臼を繰り返すと、反復性関節脱臼という診断になります。

動揺性肩関節

動揺性肩関節は脱臼をすると関節がゆるくなるのですが、関節包がゆるみ肩の関節が不安定になった状態のことを言います。

投球肩

「投球肩」は投球障害で、この症状は野球選手によくあるので投球肩と一般的に言われいます。ここでは詳しくお話ししませんが、関節唇が損傷し痛みが出てしまう肩の症状です。野球をしている人に限らず、バレーボールやドッチボールハンドボールやその他ボールを投げる動作のある競技などで起こる疾患です。また関節唇ではなく腱板損傷も起きる場合があり、これも「投球肩」「投球障害」と呼ばれます。

リトルリーガーズショルダー

「リトルリーガーズショルダー」は上腕骨近位骨端線離開とも呼ばれます。

10歳〜15歳くらいの野球選手が過度な投げ込み練習などを行った時に、上腕骨の骨頭部分の近位骨端部が離開してしまうのがリトルリーガーズショルダーです。

上記のご紹介した症状全てが肩関節周囲炎になります!!

今回は肩関節周囲炎とは何か?をテーマにお話させて頂きました。一般的に肩関節周囲炎の肩の痛みは分類されていないので、今回のお話で少しでも皆さんに知ってもらって病院だったり整骨院だったり私がやっている肩関節専門の整体院だったり、どこを選ぶべきかご自身の肩の痛みに対して今後どうアプローチしていくのか、この話をヒントに悩んでみてください!

もちろん当院ではその肩のお悩みを私が解決しますので気軽にご相談ください!

 

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